ひとり旅の終わり

2泊3日の京都ひとり旅が終わった。

結果、とても良い旅になった。

 

まず、ゲストハウスに恵まれたこと。

初めましての人が集まってわいわいしてて、その場に一緒にいられたことがすごく幸せだった。普段と全く違う空間にいることがすごく不思議で、すごく居心地が良かった。

そして今までずっと憧れていた京都の町家暮らし。2泊の疑似体験だけど、本当に本当に素敵で、移住したいとさえ思った。

 

次に、帰ってきてから寂しいと思っていること。

寂しさの原因は、もうこの先会えないであろう方達との別れか、それとも家に人がいないことか。

きっとどちらも正解だと思う。

この感情を抱けたことは、私にとって大きな収穫だ。基本的に人といるのが嫌いな性格にもかかわらず、人が近くにいないことを寂しいと感じる。普段味わうことのできない、素晴らしい感覚だと思う。

 

そして最後に、今まで周囲にいなかったタイプの方たちとお話しできたこと。

ワーホリに行く、仕事を辞めて京都に来た、海外から来てゲストハウスで働いている…

私の普段の生活の中では絶対に関わることのできない人たちだ。かっこいい。めちゃくちゃ憧れる。

そんな生き方もあるんだなって思えて、なんだか肩の荷がおりたような、色々挑戦してみたくなるような、ほっとして意欲的な気持ちになれた。

 

このひとり旅を通して、素の自分を発見できたような気がする。

私には、人との関わりが好きで、行きたいところやりたいことが沢山あって、周りの視線を気にしなくて、よく笑う、そんな素敵な側面がある。

今回見つけた自分を大事にしてあげたい。たまには会いに行って、解放してあげたい。

 

今回の出会いはまさに一期一会。

寂しいけど、だからこそ尊い時間になったんだと思う。

素敵な時間をくれた方々と、それを感じ取れた自分にお礼を言いたい。